2014年06月21日

肝機能障害ってなに?

肝機能障害という言葉をよく聞くかと思いますが、これは肝臓に何かしらの異常が生じ、障害を受けてしまうことで、正常に機能しなくなってしまうことを言います。

主にγ-GTPやGOT(AST)、GPT(ALT)などといった肝機能の数値で表され、肝機能障害がどの程度の状態になっているのかを判断することとなります。

肝臓というのは沈黙の臓器とも言われており、自覚症状の殆ど無いことが多いですが、進行してしまうことで全身倦怠感や食欲不振、黄疸などといった症状が現れてきます。そして肝機能障害をそのまま放置してしまいますと、肝炎、肝硬変、肝臓がんなど重大な病気に発展してしまうこともあるので注意が必要です。

γ-GTPというのは、肝臓、腎臓、脾臓、すい臓、小腸などに存在している解毒作用に関係する酵素であり、ビールや日本酒などといったアルコールに反応してきます。

このγ-GTPは肝臓や胆管の細胞が破壊されてしまった時に血液中に流れ出てくるものですので、肝臓や胆管の細胞がどの程度壊れているのかを示しています。

中でもアルコール性肝障害や、胆石により胆道が塞がれてしまった時などに数値が上がりやすい傾向にあります。血液中にγ-GTPが流れ出てしまうことは、決して体に悪いことではありません。
しかしγ-GTP値が高くなると、肝臓の細胞などが破壊されてしまっている可能性が高くなります。

ちなみに肝機能数値の正常値は男性が50IU/L単位以下、そして女性は32IU/L単位以下が目安となります。

この正常値を下回っていれば特に問題ありませんが、逆に数値が上回ってしまっている時には肝臓に大きな負担をかけてしまっていることになります。数値が100以下でしたら節酒や禁酒で下げることが出来ますが、100を超えている場合には、重大な肝機能障害を起こしてしまっている可能性があるのですぐに受診するようにしましょう。

ちなみに、肝機能障害にならないためにも肝パワーeプラスのような肝臓サプリを飲むのもオススメですよ。肝パワーeプラスについてはコチラ


Posted by 小池まつや at 11:06│Comments(0)肝機能障害
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